『本当に重要なことだけを選んで、それ以外には『ノー』と断ることも大切だよ』ウォーレン・バフェット(世界一のバリュー投資家)

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『本当に重要なことだけを選んで、それ以外には『ノー』と断ることも大切だよ』ウォーレン・バフェット(世界一のバリュー投資家)

 

 バフェットクラスの人間になると「ノー」と言う達人にならなければやっていけないのかも知れない。

 

 世界中から投資案件が届き、世界中からインタビュー依頼もあるだろう、会ってくれ、手紙を読んでくれ、奢ってくれ、髪の毛を一本くれ。

 

 もちろんバフェット自身が一つ一つ判断せず、秘書などに捌いて貰っているのだろうが、どちらにしろ明確な基準がなければ捌ききれないほどの案件が届くのだろう。

 

 つまり取捨選択の基準を事前に明確にしておくこと。それが自分の自分らしい暮らしを守るコツなのではないだろうか?

 

 それは秘書を持たず自分自身が「ノー」と言って回らなくてはならない僕らにこそ、必要なことかも知れない。

 

 例えば、飲み会は2次会には検討の余地なく絶対に行かない。(そういう人だと認識されればいずれ、いちいち断らなくても済む)

 

 ダイレクトメールはデジタルでも、リアルでも、開封せず破棄。(今だけとか、クーポン封入とか、あっても無視、何か欲しい時はこっちから探します)

 

 突然の訪問には一切対応しない。(9割9分訪問販売)

 

 家の電話には出ない。電話していい人には携帯電話の番号を教える。(近頃家に電話してくるのはほとんどセールスか、オレオレ詐欺)

 

 もっといけるなら

 

 服は黒以外着ない。(他の色の服について検討する時間が節約できる)

 

 靴下は一つの製品を大量に買ってそれ以外は検討しない。(左右を併せる必要がなくなり穴が開いても両方捨てる必要がない)

 

 年下とはデートしない。(年上以外愛せないなら検討の余地なし)

 

 他にもいろいろ考えられます。他人は頑固だとか、柔軟性がないとか批判するひとはいるかも知れませんが、人生には限りがあります。

 

 特に消費資本主義は常に我々を惑わせます。新しいシャンプー、新しいクリーム、新しいスタイルの新車、今年の新色のイエローのワンピース。

 

 企業の売りたい欲望に付き合っていたら、たとえ買わなくても大切な時間はあっという間に浪費させられます。

 

 ダイレクトメールは絶対開けない。

 

 テレビは見ない。

 

 それだけでもタップリ時間が浮きます。人生を取り戻せます。