『やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない』ウォーレン・バフェット(世界一のバリュー投資家)

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『やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない』ウォーレン・バフェット(世界一のバリュー投資家)

 

「選ぶ」ことが仕事である世界一のバリュー投資家であるバフェットから学べるのは、やはり「選ぶ」ということだろう。

 

 バフェットは投資先だけではなく、人生において一番大切な「時間」の投資先の「選び方」についても教えてくれる。

 

 彼は「投資」が好きで「投資」をやってきた。

 

 彼が贅沢をしたくて「投資」をしてきたわけではないことは、彼の質素な暮らしぶりを知っているひとなら、わかるだろう。

 

 人生はやはり、好きなことをやるべきなのだ。

 

 何しろ好きなことをすれば、それが世間的に成功しても、成功しなくても、少なくとも「好きなことがする」という報酬は得られる。

 

 同時に上手にできるからと言って、自分が意味の無い仕事だと思っている仕事をするべきではない。

 

 もしあなたがマーケティングの天才でも、マーケティング=いらないモノをいらない人に売りつける意味の無い技術だと思っているなら、どんなに高給が得られるとしても、マーケティングを仕事にすべきではない。

 

 まさに上手にやったところで意味はないのだ。

 

 本当に大切なことは油断すると意味の無いことに埋もれて見えなくなってしまう。

 

 山のようなメールの返信、義理で出席する結婚式、バッグではなくブランドバッグを買うための副業。

 

 もっと言えば、人並みに暮らすためという漠然とした理由で選んだ職場、隣の家に見劣りしないようにとローンを組んだリフォーム工事、友人が高級車を買ったのを知って思わず買ってしまった新車。

 

 そんなモノの為に今、働いている職場に対する不満を飲み込み、残業で子供と遊ぶ時間も取れず、大好き趣味に費やす時間も無い。

 

 バフェットは投資という、やりたいことに集中して成功した。

 

 そんなバフェットもあの世までは資産は持っていけない(実際ほとんどを寄付した)。

 

 もしあなたが、本当にやりたいことを見つけ、それに没頭した人生を送ったなら、それはバフェットの成功と同じだけの価値はあるのではないだろうか。

 

 だから、人生を掛けるにふさわしいあなただけの投資先を見つけよう。『やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない』のだから。