麻生久美子さん(俳優)のオススメ本・マンガ・映画・ドラマ
【麻生久美子さんのお薦め本01】
『グッモーエビアン!』の主人公は15歳の少女・ハツキ。自称“永遠の24歳”で元パンクスの未婚の母・アキと、血も戸籍もつながらない万年バンドマンの父・ヤグとの、破天荒だが温かい家族小説。麻生さんは12月に公開される映画で母・アキ役を演じている。文庫収録の解説も執筆しており、いわく、“空にコブシを突き上げたくなる”爽快な読後感。ダ・ヴィンチニュースより
たまには立ち止まって考えることも必要。そうやって自分をいい方向に導かないと、ワガママになりすぎちゃうから。『愛する言葉』は、そういうことに気づかせてくれる本です」
同書は、芸術家・岡本太郎とその妻・敏子の言葉を抜き出した、愛のメッセージ集。それぞれの、相手に対する想いや恋愛観が綴られている。ダ・ヴィンチニュースより
そして3冊目の『ブッダ』は、壮大なスケールで“愛”を描いた手塚治虫のコミック。麻生さんが手塚作品にハマるきっかけとなった、そしてマンガ好きになった原点となる作品だという。
「とにかく、1巻の冒頭にあったうさぎの話がすごく強烈で。あれだけは何年読み返していなくても忘れられません。その印象が強すぎて、『ブッダ』が一番好きなのかも。私、もともと動物が死ぬ描写とか、弱肉強食の世界ってとても苦手なんですけど、『ブッダ』は行き倒れていた人のためにうさぎが自ら火に飛び込んで、自分を犠牲にして食べさせるっていう話から始まっているでしょう。初めて読んだのは10代の頃だったし、そんなふうに自分の身を犠牲にして人を助ける生き方なんて頭になかったから、なおさら衝撃を受けました。それでも何度も読み返しちゃうんですよね。それに、落ち込んでいるときに読むとすごくイイんです。
【麻生久美子さんのお薦めマンガ01】
――一番好きなマンガ、もしくは思い入れのあるマンガはなんですか?(Renta!で扱っていない作品でも可です)
麻生さん「BASARA」と「うしおととら」ですね。 マイナビニュースより